美裳 三松

商品紹介

子供の頃は、縁日でホタルは売ってました。
何匹かを虫かごに入れて渡されていました。
浅草仲見世の奥の右側に江戸期の習慣を表しているおもちゃ屋があります。
お江戸の夏の風物詩だった様ですが、意外に規制なども厳しい時があり、一つの研究材料に成るかも知れないとおもいます
往時の事は見てきた訳でも無いので定かではありませんが、日本の事なので虫かご一つ取っても繊細な竹ひご、漆塗りの凝った物等々、見事なものもあったのではなどと思いを巡らすのも楽しいのでは無いでしょうか
この反物は
京都にお願いをして製作したものです
水の加減ですか、京都独特の紫と鶸色です
柄は菊と橘の絞り
付下げチョットしたパーティー、お洒落着です
正に江戸小紋と云へるもの
ご存知の方もいらっしゃるか？
「花」の字は作家有吉佐和子女士のもの
「花」は桜を指します。江戸小紋の色は使っても２色が鉄則
色も東京の水で染めた典型的な発色です
ピンクの「花」小紋は花の字の要所要所に繍いを入れ付下げ小紋になっています
これは気軽に召すことができるお洒落着です

その他 商品紹介

呉服関連では、俗に「狂言の丸」と呼ばれる柄があります。
狂言と言われる位だから何か関係があるのではと思っているが、私、個人としてはその関係性は認めらられません。
丸の中に様々な柄を遇らうと言うのは全体の構図として纏まりが良いから恐らく狂言から来たのだとは思うが、単に装われる着物の描画に適しているから丸の中に様々な柄を入れる事が重宝で流行って行ったのだと思う。
季節性の曖昧な帯です。
それだけに夏以外、いつでも締められる便利な帯とも言えます。
クリスマスカラーと思うも良し、
唐渡りの裂地をモチーフにしたと思うのも宜しいかと思います。
分類は染め帯ですが友禅技法で染め上げ、刺繍も随所に施してあり、
少し格の高いお洒落から召される着物に依っては遊び着をもカバーする幅の広さを持っています。
京都の帯匠さんに水浅葱の色を指定し、
玉子色と本紅の赤の色も思っていた通りの素晴らしい色を出して頂き、
私共が考えていた以上の仕上がりの綴れ帯がで出来ました。
理屈はどうでも構いません「素晴らしい」の一言です。